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ブッシュ大統領、報復行動へ踏み切る

Posted September. 14, 2001 10:12,   

米国はサウジアラビア出身のイスラム過激派指導者、オサマ・ビン・ラディン氏がニューヨークとワシントンで発生した自殺飛行テロ行為を背後で操った人物だと事実上確定したなか、軍事的措置など報復行動に向けた準備に取り掛かった。

ブッシュ大統領は国防総省に、(米国が取れる)軍事的措置を盛り込んだ作戦計画を準備するよう指示したとワシントンポスト紙が13日報じた。

米捜査当局はテロ犯とテロに関連したと見られる容疑者50人の身元情報を確保し、すでにこれらの一部の身柄を逮捕し、近くテロの全容を糾明できるとの予想を示した。

▲報復戦争の準備〓米国はブッシュ大統領の指示を受け、ラディン氏と同氏を庇護する勢力に対する軍事的報復行為に踏み切る計画。

ブッシュ大統領と高位外交官らは、欧州・中東・アジアなど世界各国に対し、テロ事件の主犯者逮捕はもちろん、これらを庇護する全ての国に対する報復へとつながる米国の対応措置を指示してくれるよう要請したとワシントンポスト紙が報道した。

ラムズフェルド国防長官、シェルタン合同参謀議長などは12日ホワイトハウスで、欧州などに駐屯している米軍を動員し、ラィデン氏逮捕に向けた小規模な軍事作戦または地上軍投入を通じた大規模な軍事作戦を繰り広げる対策などについて検討した。

パウエル国務長官は、報復攻撃には適切な目標を設け、米軍を動員するための時間が必要だとし、数日内には実現しないとの見通しを示した。しかし長官は、テロ関連者らが確定し次第、即時行動に出る方針を明らかにした。

米国は12日、米国が軍事作戦を展開する場合、北大西洋条約機構(NATO)からの支援を受ける約束を取り付けた後、ラディン氏が身を隠しているアフガニスタンと隣接したパキスタンとは諜報および兵たん支援を取り付ける交渉を行った。

▲テロリストに対する捜査、急進展〓米連邦捜査局(FBI)は12日、ニュージャージーやマサチューセッツ、フロリダ州などで、テロ事件と関与したとみられる有力な容疑者4人を逮捕した。捜査当局は、およそ50人のテロ関連容疑者の身元を確認しており、このうち10人を指名手配したと、ロサンゼルスタイム紙が13日、報じた。これら容疑者のうち27人が、各種の飛行訓練を受けていたことが明らかになった。

捜査関係者は、容疑者らが中東各国籍のパスポートを所持しており、4つの独立組織にそれぞれ所属していると述べた。また、捜査当局は、自殺テロの犯人らが両親宛てに残した遺書も発見したと、現地のマスコミは伝えている。

フロリダ州の捜査官らは、テロ容疑者らが去年7月から11月にかけて飛行訓練を受けたとみられるハフマン航空学校に対する捜索に踏み切り、関連記録を押収した。学校側は、モハメド・アタと名乗るアラブ人が去年、小型飛行機の操縦技術を習ったとしている。

アシクロフト米法相は12日、「テロに直接加担した10人あまりは、全員がラディン氏の支持者であり、これらは3〜6人がチームを作って、4機の旅客機に分散して乗った後、ナイフなどの凶器でハイジャックしたものと見られる」と述べた。

一方、アフガニスタンのタリバーン政権は13日、アフガニスタンに身を隠しているとされるラディン氏を側近とともに家宅軟禁したとする一部報道につにて、否定している。



韓起興 eligius@donga.com