
「バスケットの神」といわれたマイケル・ジョーダン(38)の現役復帰が秒読みの段階にさしかかり、世界中のバスケットフアンたちの関心が集まっている。
米プロバスケット協会(NBA)への復帰をめぐり、この6ヵ月間注目の的となっているジョーダンは、現役復帰に向けて、シカゴ郊外で猛烈な特訓を続けており、11日、訓練場近くのレストランで、AP通信とCNN放送、シカゴ・サンタイムズなどの記者たちと会った席では「復帰についてほぼ気持ちを固めた」と心の内を覗かせてから「10日以内に最終的な立場を明らかにできると思う」と述べた。
復帰の理由を問う質問に対して、ジョーダンは「バスケットを愛するから」だとしたうえで「復帰先は、以前現役時代に活躍していたシカゴ・ブルズではなく、自分がオーナーを務めるワシントン・ウィザーズになるだろう」と語った。
ジョーダンは現役時代、シカゴ・ブルズに通算6回もNBAチャンピオンをもたらし、99年引退していた。しかし、ジョーダンが現役に復帰する目的は、どうもチームの優勝にあるわけではなさそうだ。ジョーダンはこの日「現役時代に6回もチャンピオンに上ったスターが、ワシントンのような弱体チームで活躍できるのか」という記者の質問には、断固とした口調で答えた。
「私は、勝つということが必ずしも、常にチャンピオンになることだけを意味するものではないということが分かるまでに成熟した。勝つということは、様々な形で定義づけることができるし、試合終了後スコアボードに記される必要もない。私の復帰がほかの人々、特に子供たちに夢を与え、人生の正しい方向を設計する上で役立つとすれば、復帰する意味もあると思う」と語ったもの。続いてジョーダンは「復帰するからには、今後数年間はバスケットを続けたい」と述べた。
この4月から復帰を念頭において練習を積んできたジョーダンは、「現在、体力は全盛期時の75〜80%まで回復しているし、このほど練習中に負った怪我も完治しているため、復帰する上で障害はない」と付け加えた。
しかし、ジョーダンの親友で、つい最近まで復帰の過程を積極的に手伝ってきたチャールズ・バークリー氏はこの日、「ジョーダンはこれまで最も偉大なバスケット選手だった」とし、「しかしジョーダンは、復帰後自らの過去と争わなければならず、如何なるプラス効果も期待できなくなるはず」と語り、ジョーダンの復帰に否定的な立場を見せて、注目を集めた。
金尙浩 hyangsan@donga.com






