「最後の勝負」は3回戦で。
プレーオフ第1回戦の敗北で脱落の危機に追いやられたハンビット銀行と三星(サムスン)生命が、まるで約束でもしたかのように2回戦でそれぞれ勝利を収め最終勝負の決定を3次戦に持ちこんだ。
ハンビット銀行は31日、春川(チュンチョン)市のホバン体育館で行われた新世界(シンセゲ)イーマート杯2001女子プロバスケットボール夏リーグの現代(ヒョンデ)ハイペイオンとのブレーオフ2次戦ホームゲームで63対57で勝利、1勝1敗となった。
1回戦でもろくも14点差で敗北を喫した三星生命もこの日、ホームの水原(スウォン)室内体育館で54対52で逆転勝ちした。
これでチャンピオン決定戦に進出するチームは、1日ソウル・チャンチュン体育館で行われるプレーオフ3回戦で最終決定される運びとなった。
この日のハンビット銀行‐現代(ヒョンデ)戦は、組織力と監督の頭脳ゲームに終始した。一方のチームの選手を交代すれば相手チームもその選手の天敵をコートに出すという具合で各チームそれぞれ9人の選手がコートを出入りした。
3クォーターまでハンビット銀行が52対41で11点差でリードしていた。しかし現代のチャン・ドクファ監督は全く動じる気配がなかった。「伝家の宝刀」のようにいつでも勝負を覆すことができる強力な守備が控えていたからだ。
果たして、現代は4クォーターが始まるや否や相手方のエンドラインから密着マーク、ハンビット銀行のプレーヤー達をびくともさせず点数を上げていった。
挙句の果て、ハンビット銀行は終了4分余りを残して57対55でわずか2点差まで追い詰めムードの上では逆転されたも同然だった。
この危機にハンビット銀行パク・ミョンス監督の機知が光った。失策の多いキム・ナヨンの代わりに背(1m65)は低いがボール配りに長けたキム・ファヨンをポイントガードとして投入するとボールの流れが変わった。
キム・ファヨンのパスを受けたチョ・ヘジンとカトリーナがドライブからのレイアップ・シュートとカッティングのプレーで連続得点し、ハンビット銀行は61対55で逃げ切り勝利を固めた。
ゲーム4日前、守備対策指導で選手達に自らプレーをして見せた際右足の甲にひびが入ったパク・ミョンス監督は、自身の作戦が成功したことに、ギブスをはめていることも忘れて飛び跳ねて喜んだ。
水原のゲームでは、三星生命が、冬リーグMVPピョン・ヨンハの4クォーターでの3点シュート2本を含む8得点を挙げる活躍で2点差で勝利を収めた。新世紀はアンダのミドルシュートとチョン・ソンミのフリースローでゲーム終了1分36秒前に巻き返しを図ったが終了間際にチョン・ソンミの放った2本のシュートが不発、首を垂れた。
jeon@donga.com






