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北朝鮮のミサイル・エンジンテストに米国が強く警告

北朝鮮のミサイル・エンジンテストに米国が強く警告

Posted July. 04, 2001 09:31,   

米国は3日、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が最近、長距離ミサイルのエンジンテストを実施したという報道と関連して憂慮を表明し、北朝鮮がミサイル試射を行う場合、深刻な問題になると警告した。

バウチャ米国務省スポークスマンは、ブリ—フィングで「報道によると北朝鮮のミサイル・エンジンテストは空中発射ではなく、地上で行われた」とし、「空中試射はミサイル発射凍結措置によって禁止されたもので、極めて深刻な問題であり、米国と北朝鮮の両国間の利害に反するものになる」と語った。

同スポークスマンは「北朝鮮のミサイル活動は地域安保、米国と米国の友邦に継続して脅威を提起している」とし、「われわれは北朝鮮が長距離ミサイル試射凍結措置を遵守することを期待する」と加えた。

米紙ワシントンタイムズは同日、北朝鮮が先週、テポドンミサイル発射基地で長距離ミサイルのエンジンテストを実施したとし、これによる大規模な燃焼の痕跡を米偵察機が撮影したと報じた。

同紙は米情報当局者の言葉を引用して「今回のテストは、98年8月のテポドン1号ミサイル発射テスト以後、北朝鮮ミサイル開発プロブラムの最も重要な進展」だと評価した。

AP通信なども、北朝鮮がミサイルのエンジンテストを実施したことは事実だとし、これは北朝鮮のミサイル開発が継続して進行していることを見せつけるものだと報じた。

韓国政府当局者は、北朝鮮の長距離ミサイルのエンジンテスト報道に対して「確認は困難」としながらも、「しかし、ミサイル推進体開発の一つの過程であるエンジンの燃焼テストは初めて行われるものでもなく、北朝鮮がミサイル発射凍結宣言を放棄したものと見ることはできない」と述べた。



韓起興 eligius@donga.com