延べ面積基準で韓国最大規模を誇る、ソウル江南区駅三洞(カンナムク・ヨクサムドン)所在のアイタワー(I−TOWER)が米国系投資専門会社のロンスターに売却された。
現代(ヒョンデ)産業開発の李邦柱(イ・バンチュ)社長は19日、駅三洞(ヨクサムドン)本社で「490億ウォンの残余工事の受注計画まで合わせて計6632億ウォンの現金を受けて売却することで契約を結んだ」とし、「今後発生する過密負担金までもロンスターが支払うことにし、実質の取引額は7000億ウォンにのぼる」と明らかにした。これは国内で行われた単一ビルの取り引きとしては韓国史上最大規模のもの。
李社長は、「21日に契約金として2000億ウォンが支払われ、それから1ヵ月以内に賃貸成果給を除いた4000億ウォンの残金が追加して払い込まれる」と述べた。
現代産業は、売却代金の半分は短期借入金の返済に当てられ、残りは社内留保金として積み立てる方針だ。
アイタワーは95年5月に着工され、地下8階、地上45階(高さ206m)、延べ面積約6万4300坪で、汝矣島(ヨイド)の63ビル(約5万200坪)より大きい。
ロンスターは米テキサス州ダラスに本社を置き、全世界に6250件、180億ドル規模の不動産関連資産を保有している世界的な投資専門会社である。
ロンスターは、アイタワーの所有権譲渡が終わり次第、ビルの名前を「スタータワー」に変更する計画であるものと伝えられている。
黃在成 jsonhng@donga.com






