
ロサンゼルスレイカーズが、NBA(米バスケットボール協会)2季連続優勝へ向けて、残りあと1勝となった。
レイカーズは14日、フィラデルフィア・ファーストユニオンセンターで行なわれたフィラデルフィア・セブンティーシクサーズ(76ers)とのファイナル4回戦を行い、100−86でフィラデルフィアを下し、1回戦の敗退以降3連勝を成し遂げ、3勝1敗となった。レイカーズは7戦制のファイナルで、あと1勝すれば待望のチャンピオンの座を獲得することができる。
この日のゲームは一言で、シャキル・オニールとコビー・ブライアントの「ワン・ツーパンチ」が、万能プレーヤーのアレン・エイバーソンを打ちのめした、と言える。
オニールは34得点に14リバウンド、ブライアントは19得点の10リバウンド・9アシストという成績。
身長2メートル16センチ、体重143キロの巨漢オニールは、試合開始早々「コンゴの英雄」ディキャンバー・ムトンボを圧倒した。オニールは、リーグトップの1ゲーム当たり平均13.5リバウンドを示したムトンボをものともせず、14リバウンドを記録し、終始ゲームをリードした。ちなみにムトンボはこの日、9リバウンドで終わった。
この日、ムトンボにとっては屈辱的なプレーがあった。オニールがその巨体をたてにゴール下に突進した際、ひじを振り上げたのだ。第1クォーター、オニールの左ひじで顔面を殴られる形になったムトンボは、審判にも無視され、くやしさが尾を引いたのか、それ以降の働きが鈍かった。
反面、第1クォーターから「絶妙なコンビプレー」を見せつけたオニールとブライアントが、互いにアシストを連発しあい、いっきに22−14と大きく差をつけ、レイカーズは前半終了間際には51−37と、14点もの大差をつけ、早くも主導権を握った。
しかし後半、今シーズンの「トリプルMVP」エイバーソン(35得点4アシスト)の反撃が始まった。77−59と18点差のまま迎えた第4クォーターで、エイバーソンはレイアップ・ジャンプジュートを次々と決め、レイカーズに77−70と、7点差まで迫った。
しかし、やはり「個人プレー」には限界があった。点数差が縮まった時、レイカーズのオニールが豪快なスラムダンクを決め、ゲームの流れを反転させたのに続き、シックスメン・ブライアン・ショー、タイラン・ルー、ロバート・オリーらが3連続で3ポイントシュートを決めた。
オニールとブライアントの動きを封じ込めるので精一杯だったフィラデルフィアの選手陣は、この伏兵ともいえる長距離シューター達に茫然自失。5回戦は16日に同試合会場にて行なわれる。
田昶 jeon@donga.com






