250余りの団体で構成された市民社会団体連帯会議は4日、16代国会(今国会)の1年を評価する記者会見を行い、「16代国会が、15代国会の旧態とした政治慣行から抜け出ることができなかった」と批判した。
連帯会議は、「16代国会は15代と同じ期間に比べ議員発議の法案が155件(74.1%)増えたが、昨年2月に改定した国会法を自ら守らないなど内実のある透明な国会ではなかった」と評価した。
連帯会議は、特に△常設小委員会の設置△常任委員会の専門家の活用△緊急懸案に対する質問の拡大△全員委員会制度、などの4項目は国会法に盛られているにもかかわらず、過去1年間で1度も実施されなかったと指摘した。
連帯会議は、16代国会の1年間最も多くの法案を発議した議員は鉠雄奎(チョ・オンギュ)ハンナラ党議員で計19件を発議したと明らかにした。この他、ハンナラ党の沈在哲(シム・ジェチョル)議員が15件、同党の金元雄(キム・ウォンウン)議員と金洪信(キム・ホンシン)議員がそれぞれ10件を発議したが、1件も発議しなかった議員も128名に上っていたと明らかにした。
連帯会議は、また同日、女性、反腐敗、教育、人権分野などでの議員発言録など議会活動を土台に、改革立法に「貢献した議員」と「足かせとなった議員」をそれぞれ選定し発表した。
徐永娥 sya@donga.com






