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「高校との産学協力」時代が開かれる

Posted May. 30, 2001 10:54,   

10代の純粋で斬新なアイディアと業界の資本が結合し、国際競争力のあるキャラクター開発を目指す産学協力が、高校の教科課程にはじめて組み込まれる。

京畿道河南市(キョンギド・ハナムシ)チャンウ洞所在の韓国アニメーション高校は、今月初め、全国のアニメーション制作社とインターネット放送会社を対象に、校内に入居する産学協力社を公募した結果、(株)プロダクション・グリミと(株)ENJメディアを選定したと、30日発表した。

(株)プロダクショングリミは、76年設立以来子供向けラジオ番組で大ヒットした「マルチ・アラチ」、子供向けテレビ漫画の「ロボットテクォンV」(84年)、同じくテレビ漫画の「モトル道士」などを制作した韓国を代表するアニメーションゲーム製作会社。(株)ENJメディアはデジタル映像教育とアニメーション制作を手がけている。

両社は、アニメーション高校にオフィスを新設し、学校の先端機材を活用して、生徒とともにテレビおよび映画館向けアニメーション、キャラクター、ゲームなどを制作し、著作権を共有する形で事業収益を分け合う計画。

学校側は、事業収益は制作に参加した生徒に分配し、一部は学校の発展基金や奨学金にあてることにした。

産学協力を通じて、生徒は専門家とともに企画から制作までの過程を学ぶことができ、「生きた教育」を受けることになる。一方、メーカー側は生徒の斬新なアイディアと才能を制作の過程の中で取り込むことができ、将来にわたる人材も確保するとの狙い。

両社には、入居の条件として1000万ウォンを学校発展基金として納めることが義務づけられ、校舎の管理費や機材の使用料を実費で負担することになる。著作権の共有と事業収益の配分などの交渉がまとまり次第、校内に入居して作品の制作に取り掛かる運びとなる。

黄先吉(ファン・ソンギル)校長は、「子供たちの創造力と業界のノウハウが噛み合えば、世界でも通用するキャラクターの開発も夢ではない」とし、「今後の成果を見極めながら、ゲームメーカーの誘致も検討していく考えだ」と意欲を見せている。

アニメーション高校は、アニメーション、漫画創作、映像演出などに素質があるとみられる生徒を相手に、専門的な職業教育を行っており、去年設立された実業系の特化した公立高校。入学競争倍率は11倍と、人気が高い。



李珍暎 ecolee@donga.com