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学歴間の賃金格差広がり、富の不平等性は改善されぬ

学歴間の賃金格差広がり、富の不平等性は改善されぬ

Posted May. 25, 2001 11:00,   

通貨危機以降悪化した所得の不平等の度合いがなかなか改善されずにいる。特に最近、年俸制と成果級制を実施する企業が増加するにつれ、学歴間の賃金格差が「開く一方の」富の分配状況に大きな影響を与えていることが分かった。

25日、LG経済研究院と統計庁などによると、数値が高いほど所得の不平等性が大きいことを意味するジニ係数は、99年に0.320で最高値を記録した後、景気が好転した昨年も0.317でほぼ同じ水準を表した。これは93年の0.283を大きく上回る水準で、通貨危機直後の98年の0.316よりも高い数値だ。

LG経済研究院は、△景気低迷による失業率の上昇△労働市場の柔軟化に伴う非正規職勤労者の増加△成果中心の給与体系の拡散——などが富の分配状況の悪化に複合的な影響を及ぼしている、と分析した。

昨年、全体勤労者のうち非正規職が占める割合は52.4%で最高値を記録し、非正規職の賃金も通貨危機以前は正規職の90%だった所得水準から80.5%にまで減少した。

LG経済研究院の計量分析の結果、所得不平等の度合いは失業率が10%増加すれば1.4%増加する反面、学歴間の所得格差が10%増えると3%増加していることが分かり、「学歴」の要因による影響がより大きくなった、との分析を出した。



朴元在 parkwj@donga.com