気温上昇とダム放流量減少により、漢江などの主要河川の水質が悪化していることが分かった。
環境部が30日発表した「2000年3月中の4大河川の水質汚染度」によると、漢江下流のノリャンジンとカヤン地点の生物化学的酸素要求量(BPD)は4。8ppm、5.1ppmを記録し、前月の3.8ppm、3.9ppmと比較して大幅に増加した。
中上流のアムサ (1.7→2.1ppm)と九宜(クイ)(1.8→2.1ppm),蚕室(チャムシル)(1.8→2.1ppm)地点の汚染度も小幅に上昇した。
漢江の水質が全般的に悪化したのは、八堂(パルダン)ダムの放流量が前月よりも減少し、水中の汚染物質が増加したためだと分析している。
洛東江(ナクトンガン)水系もダム放流量減少により、高靈(コリョン)(2.9→3.9ppm)とナムジ(2.3→2.8ppm),ムルグム(3.1→3.2ppm) など中下流のほとんどの地点のBOD数値が増加しており、金剛(クムガン)水系は中流の清原(チョンウォン)(2.9→2.4ppm)を除いた全区間で平均0.1〜0.3ppm程度増加した。






