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消費心理 回復傾向に

Posted April. 26, 2001 18:38,   

先月生産増加の減速傾向が落ち着き、 消費が回復の兆しを見せるなど、 景気が底を打っている。

今後の景気を表わす先行指数の対前年同月比前月差は、 2カ月連続上昇しており、 景気回復に対する期待感を表わしている。 しかし、 設備投資の減少が続いていると同時に、 内需も思わしくないため、 本格的な景気回復局面に入るまでは相当時間がかかるものと予想される。

今月26日(木)、統計庁が発表した「3月中産業活動動向」によると、 実体経済指標は昨年第4四半期以降の減速傾向が落ち着きを取り戻しながら、 消費がやや回復する兆しを示しており、 前月と同じ程度の増加率を表わした。

生産は、半導体、 その他運送装備の増加傾向が続いたうえ、コンピューターの生産が回復するなど、対前年同月比6.2%の増加率となった。