地下鉄に乗って最高２０００万ウォンをゲット

ソウル地下鉄に乗れば最高で２０００万ウォンがもらえる。ソウル地下鉄５—８号線を運営する都市鉄道公社は、来月１５日から自動販売機で切符を買う乗客を対象に抽選で現金があたる地下鉄宝くじを実施する。

宝くじは乗客が地下鉄５—８号線の自動販売機で購入し、「販売機」の文字が印刷された乗車券に限ってインターネット宝くじ会社の（株）ジョイラック（www.joyluck.co.kr）に登録すれば後に抽選する方式。このサイトにある「都市鉄道乗車券宝くじ」に接続、必要事項や乗車券の種類などをクリックしてから乗車券の前面に印刷された四桁の駅固有番号を利用、住宅宝くじと同じく組番号を合わせて７桁の数字を登録するシステムだ。

住宅宝くじの当籤番号と同じ数字を登録した人に毎週１回ジョイラック側から賞金が支給される。定額券の場合１等２０００万ウォン、２等３００万ウォン、３等５０万ウォン、幸運賞３０万ウォンが支給され、普通乗車券の場合は１等１００万ウォン、２等２０万ウォン、３等１万ウォン相当の定額券３枚が支給される。

公社は「一つの駅に自動販売機が平均１０数台ずつ設置されているが、乗客の利用が少ないため、宝くじを導入した。地下鉄１—４号線を運営する地下鉄公社と共同で実施する案を検討しており、９月末まで試験運用した後、成果を見て継続実施する計画」だとしている。

しかし１２歳未満の児童に販売する割引券を除いて、定額券および普通券を購入する乗客全てが応募可能なことから、公共の機関が中高生など青少年の射幸心をあおるのではないかという批判の声も出ている。

鄭然旭（チョン・ヨンウッ）記者 jyw11@donga.com