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大宇自動車労組員 警察と衝突、10名余り負傷

大宇自動車労組員 警察と衝突、10名余り負傷

Posted February. 19, 2001 11:27,   

大宇(テウ)自動車富平(プピョン)工場の労働組合員の篭城が3日目を迎えた19日(月)、組合員と警察との衝突が相次いだ。

組合員と350名余りの家族はこの日、午前と午後の2回に渡って、工場内の正門に集結、篭城場所への進入を試みたが、制止する警察と激しくぶつかり合った。

組合員らは、正門を挟んで戦闘警察隊と鉄パイプや棍棒などで殴り合い、一時緊張が高まった。

興奮した一部の組合員らが、鉄パイプや鉄製小型バリケードなどを投げつけ、消火器を振り撒き、大型ホースで警察に水を浴びせるなどした。この時に10名余りの組合員が負傷した。

なお、組合員と警察が衝突した隙に、組合員と家族10名余りが正門などを通じて工場内に入り込んだ。一部は塀の鉄格子を取り外して工場内に入ろうとし、戦闘警察ともみ合いになった。

同日、警察は15中隊1800名余りを工場の主要出入口を中心に配置、組合員が工場内へ入ることを制止した。労組員は警察の投入に備え、正門と西門、南門など主要出入口をコンテナで防ぎ、この出入口から工場内の組立交差点に通じる主要道路に車のガラスなど各種部品でバリケードを積んで置いた。



朴正奎(パク・チョンギュ)記者 jangkung@donga.com