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名ばかりのマイルリッジサービス

Posted December. 26, 2000 11:23,   

▽一体いくらをつぎ込めば・・・

主婦のキム・ヒスック(32、ソウルクァンジン区クァンジャン洞)さんは、最近クレジットカードのポイントの計算法がわかってから、憤っている。広告を見て加入したグッミンパスカードの場合は1000ウォンに1点、BCトップカードは1000ウォン当たりわずか2点ずつしか積み立てられないので、2000万ウォンを使用してやっと2万ウォン、つまり4万ウォンの商品券をもらえるという事がわかったのだ。つまり、一ヶ月の平均利用額が30万ウォンほどであるキムさんが、このボーナス商品を手にするには少なくとも4、5年はかかる。

ボーナス航空券やガソリンスタンドのボーナスカードも内容は同じだ。航空会社と提携しているクレジットカード会社のスカイパスの場合、1000ウォンに1マイル(1ポイント=1マイル)を積み立てるので、チェジュド(済州島)往復チケットをもらうためには、カードの使用額が1000万ウォン(シーズンは1500万ウォン)近く必要だ。

LG精油のカードも、1000万ウォン相当のガソリンを数年間入れてやっと5万ウォンの商品券とオーブン・トースターがもらえる。

▽ボーナス顧客の悲しみ

インターネットサービス会社の広報責任者であるナ・ソンス(30)さんは、「日頃、エンクリーンカードとLG精油カードでガソリンをいれ、景品でヒーターをもらえることになったが、これらの会社では景品支給期間を2、3ヶ月後に指定し、ガソリンスタンドまで指定したため、結局あきらめた」と話した。さらに、マイルリッジで購入したボーナス航空券も、飛行機の欠航や遅延運航の際は代替便や宿泊の便宜を受けられないなど、これらボーナス商品のほとんどは交換やアフターサービスができない。

▽各種の制限措置で「高嶺の花」

ヒュンダイデパートのカードはポイントの使用期限を12月31日まで、ロッテデパートのカードは翌年の2月までを有効期限としている。ヒュンダイデパートは400万ウォン以上、ロッテデパートは500万ウォン以上を購入しないとポイントが使えない上、デパートの売上げが年末年始に集中している事から考えると、顧客はポイントがあっても使えない場合がほとんどである。

ビッグファミリーLGレディーカードに加入したユン・ウンヒ(29、女性)さんは、「カード加入の際もらった5万ウォン相当の無料食事クーポンには、『発行から2ヶ月以内、平日に、指定されたレストランで、ランチセットには使えない、追加メニュー注文の時、当該カードで決済する場合に限って、他のクーポンとは同時使用不可、注文前にクーポンを提示すること』など10項目に達する制約条件が付いていた」として、中身はないと話した。

▽対策はないのか

公正取引委員会の消費者保護局長は、「不必要な消費を煽っているマイルリッジ制度の誇張広告による消費者の被害が拡大している。広告の際、『当選の確率』など重要な情報を表示しない場合は、行政指導や処罰を言い渡す方策を積極的に推進する」と話した。インターネットマイルリッジ情報メーカーであるフーズランド(www.whozland.com)のパック・ジュンイックチーム長は、「各メーカーが優秀顧客を対象に今のような商売根性を続ければ、いずれは不買キャンペーンなどが始まるはず」だと警告した。



ジョン・スンフン、ソン・ドンギ記者 raphy@donga.com