在外国民に対する大学の在外国民特例選考制度における不正入学事件を捜査中であるソウル地検は20日(水曜日)、書類偽造などで高麗大学、延世(ヨンセ)大学、梨花(イファ)女子大学ど五つの大学に合格した学生9名の両親とこの大学関係者など20名を召喚し、調査していると明らかにした。地検は、その他に在外国民に対して特例選考制度を行っているソウル駐在大学についても、出入国証明書などを偽造して不正な方法で入学した学生がいる可能性が高いとして捜査を拡大する計画だ。
地検関係筋は、「各大学が書類審査だけで合格の可否を決めることを悪用して入学する不正入学生が相当な数におよぶとみられる」と述べた。地検の召喚を受けた学生の両親らは、弁護士や病院長、事業家などが含まれており、有名な歌手は娘3人を全て、不正な方法で入学させたという。このうちの一部は、ソウルの外国人学校の室長などのブローカーが出入国証明書を偽造する代価で、数千万ウォンを払ったと供述したという。






