公正取引委員会が、不正内部取引を行った大手グループの4社を検察に告発したのは、不正取引がますます知能的になりつつあるからだ。
韓国の4大財閥は、今も偽装系列会社を所有しており、系列会社拡張を図っていることが明らかになった。財閥オーナや親戚などは、非上場株式を安く買って「系列会社を利用した財テク」に汲々としているとの非難が上がっている。
株式が登録・上場される前は、株価算定ができない現行規定の盲点を利用し、財閥オーナや親戚らが非上場株式を安く譲り受ける。こうした不正取引の規模は、4件で総1266億ウォンもの不正取引が摘発され、1〜3次調査した時より、3倍も増えた。
LGグループは、LG化学とLGテレコムを通じて、オーナや親戚に株式を紙切れ同様の価格で分け与え、146億ウォンの不正利益を与えた。またLG化学は99年6月、LG石油化学の株式2744万株をグ会長の兄弟と親戚23名に安く売り、113億4400万ウォンの時勢差益を得るよう支援した。LGテレコムも99年10月、自社株18万8000株をグ・ボンジンなどの家族10名に正常価格の3分の1の価格で譲り、32億6600万ウォンの利益を得るように操作した。
現代グループは、現代宅配の失権株177万3331株を安い値段で、鄭夢憲(ジョン・モンホン)現代峨山理事会会長に配分し、63億8700万ウォンの時勢差益を与えた。
以前とは異なり、海外金融機関と他の系列金融機関を迂廻的に利用した「スリー・クッション」方法が支援手段として活用されている。
現代電子の外資誘致を巡る訴訟には、カナダ王立銀行(CIBC)が介入している。
SKグローバルとウォーカーヒルホテルなどSK系列会社は、中央綜合金融会社に8614億ウォンを預金した。その代価として綜合金融会社は、SKの他の系列会社であるソンサン開発会社(ゴルフ場業)と偽装系列会社のジョンチウォン(不動産開発業)の企業手形を、通常金利より安値で買取った。
サムスン(三星)カードとサムスン・キャピタルは99年9月、サムスン商用車が有償増資をする際に発生した、失権株1250万株を実際より125億ウォンも高く、購入するなど迂回支援した。
財閥らが隠していた8社が摘発された。サムスンが3社の情報通信業のベンチャー会社を偽装系列会社とし、現代グループはKMミュージック(レコード録音テープ製造業)、コリア音楽放送(ケーブル放送)を、LGグループはLG・IBMを、SKグループはジョンチウォン(不動産開発業)、インターベスト(創業投資業)などを偽装系列会社として持っていた。
崔永海(チェ・ヨンヘ)記者 moneychoi@donga.com






