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韓国電力ストライキ 再び保留

Posted November. 30, 2000 10:57,   

政府の韓国電力民営化と分割売却方針に反対し、ストライキを予告してきた韓国電力労組が、29日ストライキを再び保留、これで一旦史上初めてとなる電力ストライキは避けられた。

29日に開かれた中央労働委員会特別調整会議で労使両側と政府は、韓電の民営化に関する法案処理及び、民営化推進の時期とその方法などについて協議された。調整期限であったこの日、午前零時まで交渉を行ったが、最後まで突破口は見出せなかった。

しかし労使両側は、労組が30日のストライキを保留し12月3日まで調整期間を延長、追って協議を継続させることで合意に達した。

一方、労組の呉京鎬(オ・ギョンホ)委員長は、調整会議直後に記者会見を開き「政府の姿勢は何一つ変化が見られないが、大局的な観点から今回のストライキは保留し、12月3日まで協議を継続させる」と語った。呉委員長は30日午前に、今後ストライキに突入するかどうかなどの闘争計画を発表する予定。



鄭用𨛗(チョン・ヨンガン)記者 yongari@donga.com