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浦鉄、浦項工大を利用して自社株買い入れ

Posted November. 01, 2000 19:27,   

国会産業資源委の安泳根(アン・ヨングン)ハンナラ党議員は1日、浦項(ポハン)工大の発展基金6354億ウォンのうち51.5%の3273億ウォンが、浦鉄(ポチョル)株の確保に使用され、浦項製鉄が浦項工大を通じて自社株を大量に買い入れていると主張した。

安議員は浦鉄に対する国政監査の質疑資料で、 「浦項工大が昨年12月20日から今年2月までの70日間に、2519億ウォンを投入し、202万株の浦鉄株を集中的に買い入れたのに続き、9月からまた82万株余りを買い集めた」とし、「これにより、昨年12月以前には18万6000株に過ぎなかった浦項工大の浦鉄株数は現在、総浦鉄株の3.14%にあたる302万8200株に至る」と明らかにした。

安議員はまた、「昨年12月初め16万ウォンであった浦鉄の株価が継続して下落し、現在6万5000ウォン台の浦鉄株の買い入れにより、浦項工大の発展基金の損失が1000億ウォンを越えるであろう」と主張した。

安議員は続いて「浦鉄の浦項工大に対する寄付金は、昨年300億ウォンに過ぎなかったのに、今年に入り急に3000億ウォンに増加した」とし、友好株式確保のための寄付金出捐拡大疑惑を提起するとともに、「財閥のこのような便法的相互出資を中断するべきだ」と要求した。



宣大仁(ソン・テイン)記者 eodls@donga.com