
米国を訪問中の朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の趙明禄(チョ・ミョンロク)国防委員会第1副委員長は、水曜日、オルブライト国務長官、コーエン国防長官などと会談を行い、外交代表部の設置など、朝・米関係を正常化するための具体的な実践方案について集中的に話し合った。趙副委員長はこの日の午前10時(韓国時間午後11時)に国務省を訪問し、オルブライト長官と △関係正常化および外交代表部設置問題 △北朝鮮に対するテロ支援国の解除 △北朝鮮のミサイル開発放棄などを主な懸案として話し合った。両側は特に、前日、趙委員長がビル・クリントン大統領に伝えた金正日(キム・ジョンイル)総書記の朝・米関係改善構造を土台に、朝鮮戦争以降続いていた敵対関係を清算し、平和と和解を目指す方案について協議した。
米国のウェンディー・シャーマン対北政策調整官は、両国は今回の会談を通して、関係正常化と外交代表部設置を含めた全般的なイシューについて話し合う事になるだろう、と述べたことにより、両側は連絡事務所の交換設置にとどまらず、外交樹立直前の段階の協議にまで進展していることを確認した。
趙副委員長はこれに続き、コーエン長官と会い、△北朝鮮ミサイルと核問題 △朝鮮戦争停戦協定から平和協定への代替 △駐韓米軍の駐屯など、両国間の軍事分野懸案について意見を交わした。
これに先立ち、趙副委員長は10日、国務省招請の歓迎晩餐で、「金正日(キム・ジョンイル)同志は共和国の自主権と安全に対する米国側の担保さえ確認すれば、敵対関係にある朝・米関係を平和と親善の関係へと転換することができる重大なる決断を下ろすことになるだろう」と話した。また、彼はクリントン大統領に金正日(キム・ジョンイル)総書記のメッセージを伝えたという事実に関して言及しながら、「我々は両国の人民の利益に見合う朝・米関係に画期的な改善をもたらすことができると楽観する」と付け加えた。
趙副委員長は木曜日の午前、サンフランシスコを経由して帰国する予定だが、朝・米両国はこの日、今回の会談結果を共同声明の形式をもって発表すると述べた。






