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安全企画省、資金追跡の実状

Posted October. 05, 2000 19:39,   

検察の資金追跡により安全企画省の政治資金の実体が初めて明らかになり大きな波紋を広げている。検察が京釜(キョンブ・ソウループサン間)高速鉄道の車両を選定するロビー資金を追跡する過程で、安全企画省の資金を発見したのは偶然と執念による結果だと伝えられている。フランスのアルストム社のロビストであるチェ・マンソク氏の資金を洗い出している時、それとは全く関係のない正体不明の資金を偶然発見し、その流れを追って行くうちに大きな貯水池を発見したといったところだ。

実際、裏金を取り引きする時、一番初めにすることはマネーロンダリングだ。マネーロンダリングは不法的に正常ではない資金を金融機関などを通して正常な資金へと衣更えする事を指す。資金追跡はこのマネーロンダリングの過程をひとつひとつ逆追跡し、その裏に隠れている犯罪行為を見つけ出す作業だ。

安全企画省の資金も緻密にロンダリングされていた。安全企画省は慶南総合金融など、幾つもの金融機関を導引し、数百億ウォン台の資金を現金に変えた。同省はこのように金の尻尾を切った後、再びこの金を数億ウォン単位に細かくし、幾つもの口座に分散させ、総選挙の候補者などに支給したものとされている。このようにマネーロンダリングを行ったとしても、小切手の場合はその過程を追跡する事がそれほど難しくはない。金融機関は小切手の出入金の記録を事実上永久保管しているからだ。

資金の追跡で最も難しいのは、現金の場合だ。小切手は出口と入り口が明確だが、現金は痕跡が残らないからだ。従って資金の流れで小切手が急に現金に変わると、流れが途切れてしまう。

しかし検事達は現金にも見えない尻尾が隠れていると話す。要するにひとつの銀行支店で1日に処理される現金の総額は4億〜5億ウォン、多くても10億ウォン以内だ。従って支店で一度に1億ウォン以上を現金処理しようとしたら必ず他の支店、または本店から現金を持ってくるか、出入金の伝票上で現金処理し、実際には既に発行されている他の小切手を支給することになる。従って銀行や証券会社支店などで普段と違う現金の出入金があった場合、その流れを綿密に追跡すれば正常でない金の出口と入り口を繋げあわせることができるというわけだ。



李秀衡(イ・スヒョン)記者 sooh@donga.com