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南北初の国防長官級会談で何が協議されるか

南北初の国防長官級会談で何が協議されるか

Posted September. 25, 2000 10:46,   

25、26日に済州島(チェジュド)で開かれる南北国防長官会談の象徴的意味は大変大きい。

南北の軍首脳部が席を同じくするという事実だけでも‘6・15共同宣言’以後急進展している南北間の和解協力ムードに、一層強いモチーフを提供することになるからだ。

北朝鮮側は議題を‘京義(キョンウィ)線鉄道の連結および道路開設のための軍事的問題に関する協議’と限定している。

北朝鮮側には記者団もおらず、また通信路も開設せず、会談対しては多少消極的な態度だ。

一方の韓国側は、京義線の連結工事に関する技術的問題を協議する‘軍事実務委員会’の構成を提議する方針だ。軍事実務委を通じ、作戦工事部隊間のホットラインを開設、工事人力の識別問題、地雷除去方案などを協議していく構え。

しかし韓国側は、今回の会談が両国軍首脳部の初顔合わせであることからも、北朝鮮側にできるだけ負担を与えないようにし、近いうちに平壌(ピョンヤン)などの北朝鮮地域でも第2次会談をもって国防長官級会談を定例化することに重点を置いている。