Go to contents

北米会談、27日ニューヨークで再開

Posted September. 19, 2000 12:08,   

北朝鮮とアメリカは今月27日、ニューヨークで北米会談を再開すると米国務省が18日発表した。国務省の関係者は、北朝鮮とアメリカが今回の会談で核、ミサイル、テロ問題など、相互の関心事について論議する計画だと言った。

北朝鮮とアメリカは、今まで核、ミサイル、テロなど、テーマ別に会談を別々に進めてきたのが常例で、今回のように3つのテーマを一括して同じ場所で扱うのは初めてのことだ。

同関係者チャールス・カートマン朝鮮半島平和特使がアメリカ代表団を率い、ロバート・アインホン不拡散担当大使とマイケル・シホン、テロ担当大使も同行するものの、会談はそれぞれ北朝鮮の協商相手と別途に進める予定だと述べた。

彼は金桂寛(キム・ケカン)外務省福相が北朝鮮の主席代表だと言った上、今回の会談は29日まで予定されているが、都合によっては延長される可能性があると付け加えた。

これにより、5日、金永南(キム・ヨンナン)最高人民会議常任委員長がドイツのフランクフルト空港でアメリカン航空の度過ぎた保安検査に抗議し国連ミレニアム・サミットへの参加を取り消し、帰国したことに起因する北米関係のギクシャクは解消されたものと見られると、ワシントンの外交消息筋は評価した。

アメリカはフランクフルト事件直後、ウルブライト国務長官が北朝鮮に遺憾を表明する書状を伝達する一方、ホワイトハウスも早速論評を発表するなど、急いで事態収集に乗り出した。