南北間の4ヶ所の鉄道断絶区間を連結するためには3兆1300億ウオンが必要で、道路敷設用地の優先的確保などのために統一道路建設促進法など制度的整備がなければならないとする主張が出ている。
国会予算政策局は14日発行された2000年度国政監査資料集で京義線、京元線、金剛山線、東海北部線など4ヶ所の鉄道断絶区間299.2km復元事業費をこのように推計し、統一基金、租税、国債外国資本、民間資本の誘致などを通して財源調達案が伴わなければならないと指摘した。
これによると、京義線復旧事業費1400億ウオン、京元線(韓国側17.8km、北朝鮮側14.8km)が2600億ウオン、東海北部線(韓国側112km、北朝鮮側18km)が1兆5000億ウオン、金剛山線(韓国側32.5km、北朝鮮側84.1km)が1兆2300億ウオン程費用がかかると推計した。
一方、現代側は98年11月から昨年末まで金剛山観光事業を推し進めながら、施設投資9984万2000ドルを含む総額3億584万2000ドルを投資したのに対して、収入は6228万4000ドルにしかならず、赤字額が2億4355万8000ドルとなった。
また昨年8月末現在、観光開発事業の対価として北朝鮮に支給した1億7400万ドルのうち、相当な金額が軍事費に転用されている可能性があり、これに対する対策が必要だとも指摘した。
尹永燦(ユン・ヨンチャン)記者 yyc11@donga.com






