赤十字会談やソウルーシンウジュ間(京義線)鉄道着工のための実務委員会を開催しようという提案に対し、北側は一切反応を見せていない。
政府は赤十字会談を5日(火)、ソウルーシンウジュ間鉄道の実務接触を7日(木)、それぞれパンムンジョン(板門店)の「平和の家」で開くことを提議したものの、北側は答えなかった。赤十字会談の場合、南側が8月26日提案したことだが、北側は「後回ししよう」という話さえなかった。パンムンジョンの南北連絡官同士の電話通話で北側連絡官は「上部から何の指示もなかった」という話を繰り返しただけだ。
北側の答弁後回しに対して、政府当局者は「第2次閣僚級会談(8月29日〜9月1日)で合意された事案が大きく増えたため、北側としても時間を要することになったようだ」と話した。赤十字会談の場合、第2次会談で取り扱うことにした「面会所の設置・運営」問題の他に、閣僚級会談以後△2回に渡る離散家族の追加訪問△文通のやり取りなど、議題が増えているため、準備時間がほしくなったという意味だ。金永南・最高人民会議常任委員長の訪米取り消し騒ぎとも関係があるとの分析も提起された。今回の出来事を米行政部の「計算による妨害」と受け止めている北朝鮮としては、アメリカ軍が主導する国連軍管轄下にあるパンムンジョンでの会談が気に入らないようだ。
一方、北朝鮮の「人手不足」も提起された。対韓国及び対外戦略を樹立、執行している統一宣伝部などの会談担当人力が足りないという。実際、赤十字会談の北側団長だったチェ・スンチョル赤十字会中央委員会常務委員は、ピョンヤン(平壌)での長官レベル会談にも参加し、一日中働いたと伝えられた。彼らは最近、韓国戦争で逮捕され、長い間、韓国に転向しなかった北朝鮮軍捕虜の送還及び歓迎行事にも動員されるなど、文字通り「こきつかわれた」と、対北専門家等は判断している。






