朝鮮中央テレビと朝鮮中央放送、朝鮮中央通信など、北朝鮮の各マスコミは月曜日、南北離散家族訪問団に関するニュースを詳しく報道した。
中央テレビはこの日の午後8時のニュースで、北側の離散家族訪問団が平壌(ピョンヤン)のスンアン空港で記念撮影を行いソウルに向かう様子と、ソウルの金浦(キンポ)空港に到着してユ・ミヨン団長がボン・ドゥワン大韓赤十字社副総裁から歓迎を受ける場面を放送した。
中央テレビはさらに、南側の離散家族訪問団が平壌のスンアン空港に到着し、チャン・ジェオン朝鮮赤十字会中央委員会委員長と握手し、高麗(コリョ)ホテルで家族・親族らに再会し、抱き合って泣く劇的な場面、チャン・チュンシク大韓赤十字社総裁とチャン委員長が歓談を交わす様子なども伝えた。
中央放送も午後8時のニュースで、「離ればなれになった南側の家族・親族訪問団が今日飛行機を利用して平壌に到着した」とし、「訪問団は南朝鮮の赤十字社チャン・チュンシク総裁を団長とし、離散家族100人、随行員30人、記者20人で構成されている」と報道した。この放送は空港でチャン委員長と平壌市人民委員会チエ・ユンシク副委員長など、北側の関係者らが南側の離散家族訪問団を迎え、チャン総裁が少年団員から花束をもらった後、書面で到着声明を発表したと伝えた。
朝鮮中央通信は、南北離散家族訪問団のソウルと平壌の出発・到着のニュースを速報で報道した。






