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北朝鮮のミサイル放棄説は信頼できるか

Posted August. 07, 2000 12:49,   

「簡単に信頼することはできないが、だからと言って無視するわけにも行かない」

先月19日、ピョンヤンで北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長とロシアのプーチン大統領との首脳会談が行われてから国際的論議になっている「北朝鮮の条件付きミサイル計画放棄説」に対しての政府関係者の言葉だ。相次いで放棄説が出ているにも関わらず、それを全く信頼することはできないが、北朝鮮のミサイル計画に何らかの「変化」が生じる可能性もあるという意味である。

アメリカの有力紙、ワシントンポスト紙は3日、「北朝鮮が最近秘密書簡を通じて`毎年2、3基の人工衛星を代わりに打ち上げてくれれば、大陸間弾道ミサイル(ICBM)計画をあきらめる`という内容をロシアに伝えた」と報道し、静まっていた「放棄説」に再び火をつけた。

専門家はこれについて、△「人工衛星2、3基の打ち上げ」と「ICBM計画放棄」が北朝鮮においてどんな価値を持っているのだろうか △北朝鮮がアメリカと交渉しているミサイル問題に、ロシアを介入させている理由は何なのか △北朝鮮は果して「朝鮮半島エネルギー開発機関(KEDO)」式の解決を望んでいるのか、という疑問を提起している。

アメリカとのミサイル交渉で輸出を中断する代価として、3年間毎年10億ドルを要求している北朝鮮が、ミサイル計画をそう簡単にあきらめるだろうかということがまず理解しがたい上に、アメリカの本土ミサイル防御体制(NMD)に反対しているロシアの「国際世論集め用」の可能性もあるということである。