現行政府の出帆後、一時不和であった政府と三星(サムスン)の関係に雪解けの兆しが見えている。
とりわけ政府が大きな関心を寄せている財界の対北朝鮮事業‘先鋒将’が、現代(ヒョンデ)から三星へと次第に切り替わっているのではという推測が慎重になされている。
30日、関係当局と財界によれば、李健熙(イ・コンフィ)三星会長は8日頃、青瓦台(チョンワデ・大統領官邸)にて金大中大統領に1時間以上面談し、対北朝鮮経済協力と我が国の経済懸案について意見し、深く意見を交わした。
現政府の開始後、李会長が金大統領に政治に関する意見を上奏するのは、大宇(デウ)電子と三星自動車のビッグディ−ル協議が進行中であった昨年の1月22日以来1年5ヶ月ぶりのこと。
李会長と金大統領の面談では、特に三星が推進している対北朝鮮経済協力事業の現況と、今後の推進計画などに対して深い意見交換がなされるものと伝えられている。






