朴世直(パク・セジク・67) 2002年ワールドカップ組織委員長の進退問題が、‘退陣強行’と‘ 辞任拒否’の衝突で波紋が広がっている。
パク委員長は23日、「政府からの不当な辞任圧力を受けており、納得できる理由のない状態で辞任する事はできない」と主張した。
これに対し文化観光省の関係者は「パク委員長の業務遂行能力では2002年ワールドカップを円滑に進める事ができないというのが我々の立場である」とし、「政治的陰謀であるとか不当な圧力があると言うことは、パク委員長自身が自分の非を覆い隠そうとしているとしか思えない」と述べ、また「代議員満場一致で委員長に選出されたにもかかわらず なぜ辞退への圧力があるのか」というパク委員長の主張に対しては、退陣への圧力を全く行使していないことを強く述べた。
ワールドカップ組織委員会の67名の代議員中40名はすでにパク委員長の途中退陣のための臨時総会召集を要請することにしているが、パク委員長が臨時総会要求を受け入れなかった場合は監督機関長である文化観光省長官へ臨時総会召集の承認を求める構えであることを明らかにした。
組織委定款によれば委員長の退任は代議員過半数の賛成によって決定される。






