自民連の金種泌(キム・ジョンピル)名誉総裁は22日、野党のハンナラ党・李会昌(イ・フェチャン)総裁との午餐会で、ロマン的な対北朝鮮観の警戒是非に関して話し合ったとハンナラ党の権哲賢(クォン・チョルヒョン)スポークスマンが伝えた。
まず、李会昌総裁が産経新聞の記事を引用し「イギリスのチェーンバリー総理が第2次大戦勃発直前、ミュンヘンでヒトラーとの会談後、帰国の会見で、「平和が始まった。もう戦争はない」と宣言し、国民から英雄として押し上げられたが、当時、現実主義者だったチャーチルは"悲劇の始まりだ"と話したことがある」と切り出した。
同スポークスマンは、これを受けて金種泌も、「72年7・4南北共同声明当時に、まもなく平和がくるだろうと希望に満ちていたが、私は合意事項が一枚の紙屑にも成りうると指摘したことがある」とし、落ち着いて準備する姿勢が必要だと言いながら李総裁の意見に共感するとの意思を表したと伝えられた。






