李在成が２ゴール１アシスト、降格寸前のマインツの勝利をけん引

李在成（イ・ジェソン＝マインツ）がマルチゴールを含めて攻撃ポイント３つを記録する活躍で、降格の危機に瀕しているチームに貴重な勝利をもたらした。

李在成は６日、本拠で行われた今季ブンデスリーガのダルムシュタット戦で２ゴール１アシストを記録し、チームを４－０の完勝に導いた。これで李在成は、今季リーグ戦で４ゴール３アシストを記録したが、このうち２ゴール３アシストを最近の５試合で記録した。

李在成は同日、前半３３分、頭でアンドレアス・ハンチェ＝オルセンの先制ゴールをアシスト。２－０でリードしていた後半３５分にはゴール前に殺到し、ペナルティーエリア右に送られたクロスをダイレクトに蹴ってゴールネットを揺らした。後半３９分には、アークサークルから左足で蹴ったカーブボールで得点した。李在成がブンデスリーガで１試合２ゴールを決めたのは、昨年２月１２日のアウクスブルク戦以来１４ヵ月ぶりのこと。

同日の勝利で勝ち点を２３（４勝１１分け１３敗）に伸ばしたマインツは、１７位ケルン（勝ち点２２）との勝ち点差「１」の１６位を維持した。同日、ケルンもボーフムを２－１で下した。全１８チームが参加するブンデスリーガで１７位と１８位は来季に２部リーグに降格される。１６位は２部リーグ３位チームとの昇降プレーオフで勝ってこそ、来季も１部に残ることができる。同日、マインツに敗れたダルムシュタット（勝ち点１４）が最下位の１８位だ。マインツは最近の３試合で２勝１分けと上昇の勢いを見せている。

バイエルン・ミュンヘンの中央ＤＦキム・ミンジェは同日、ハイデンハイムを相手に５試合ぶりに先発出場したが、チームは２－３で逆転負けした。ミュンヘンは前半に２－０でリードしたが、後半にから守備が崩れ、３ゴールを許してしまった。ミュンヘンはリーグ１１連覇はが事実上不可能になった。７日現在、２位のミュンヘン（勝ち点６０）は今季６試合を残している。同じく６試合が残っている首位レバークーゼン（勝ち点７６）は、１試合だけ勝っても優勝トロフィーを手にする。


金培中 wanted@donga.com