
李在明(イ・ジェミョン)大統領は19日の記者会見で、主要7カ国(G7)首脳会議でトランプ米大統領と会った際の話を紹介するものとみられる。李氏がトランプ氏に北朝鮮問題の平和的解決に積極的に取り組むよう求めたことから、米朝対話に関する発言があるかどうかが注目される。
李氏は16、17日(現地時間)のG7首脳会議出席期間中、トランプ氏と複数回にわたって言葉を交わした。韓米首脳会談は行われなかったが、招待国歓迎行事で30秒ほど会話したのに続き、公式夕食会でも隣席に座り懸案を協議したと、大統領府が説明した。
李氏は帰国直前の18日、X(旧ツイッター)に「トランプ大統領と夕食を共にし、90分間にわたり韓半島の平和と韓米関係について率直に意見を交わし、多くの進展があった」と投稿した。大統領府関係者も17日、記者団に対し「李大統領は韓半島問題を強調し、『ピースメーカー』として建設的な役割を果たしてほしいと求めた」とし、「これに対しトランプ大統領は、韓半島問題の進展に向け最善を尽くすと述べた」と話した。韓国政府は、北朝鮮の「敵対的2国家」路線により南北関係に進展がない中、11月の米中間選挙前にトランプ氏が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記との対話に乗り出す可能性があるとみている。李氏は昨年、トランプ氏と合意した原子力潜水艦建造など安全保障分野の協議を進展させる必要性も強調したとみられる。
李氏はXに「最後の昼食(17日)では、これまで使っていた署名用のペンを私にプレゼントしてくださった。おそらく初の首脳会談の時、私が使っていたペンを贈った記憶があったからではないかと思う」と投稿した。また、「昨夜の夕食でゴルフの話をし、私たち夫婦と一緒にプレーをしようということになり、妻が指切りをして約束を取り付けたが、今日の昼食後に別れる際にも、必ず一緒にゴルフをしようと言われた」とし、「社交辞令と思っていたが、準備をしなければならないようだ」とも記した。
韓国政府は、G7首脳会議で採択された8件の文書のうち、「重要鉱物サプライチェーンの安定化」に関する文書には参加しなかった。G7加盟国とオーストラリアだけが参加した同文書には、「われわれは、重要鉱物およびこれに関連するデュアルユース品目に対する恣意的な輸出制限と報復措置を含め、経済安全保障と強靱性を損なう非市場的政策・慣行および経済的威圧の行使について深い懸念を表明する」との内容が盛り込まれた。米中通商摩擦の中でレアアースの輸出規制に乗り出した中国を事実上念頭に置いたものだ。大統領府は「声明には参加しなかったが、G7による重要鉱物の多角化と強靱なサプライチェーン構築の努力を支持する」と説明した。大統領府関係者も「これまで開拓してきたサプライチェーンのラインが欧州とは異なる面もある」と話した。
申圭鎭 newjin@donga.com






