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世界1位のシェフラー、ザ・プレーヤーズ選手権史上初の2連覇

世界1位のシェフラー、ザ・プレーヤーズ選手権史上初の2連覇

Posted March. 19, 2024 08:51,   

Updated March. 19, 2024 08:51

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男子ゴルフ世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー(28・米国)がザ・プレーヤーズ選手権50年歴史で初めて2連覇を果たした。同大会で3度優勝した「黄金の熊」ジャック・ニクラウス(84・米国)と2度優勝した「ゴルフ皇帝」タイガー・ウッズ(49・米国)もタイトル防衛にはいずれも失敗した。米男子ツアー(PGA)の第5のメジャーと呼ばれるザ・プレーヤーズ選手権はツアーで賞金が最も多くかかった大会。

シェフラーは18日、米フロリダ州ポンテベドラビーチにあるTPCソーグラス(パー72)で行われた大会最終4ラウンドで、ボギーなしに1イーグル、6バーディーでスコアを8つ伸ばし、通算20アンダー268で優勝した。2位グループを1打差で抜いて通算8勝目を収めたシェフラーは、優勝賞金450万ドル(約60億ウォン)を獲得した。今試合にかかった賞金総額は2500万ドル(約333億ウォン)。11日に終わったアーノルド・パーマー・インビテーショナル(優勝賞金400万ドル)に続き2戦連続で優勝したシェフラーは、1週間で賞金だけで850万ドル(約113億ウォン)を稼いだ。

首位のサンダー・ショプリー(31、米国)に5打差の6位タイで最終ラウンドをスタートしたシェフラーは、この日4番(パー4)でのイーグルで逆転劇のエンジンをかけた。シェフラーは92ヤード(約84メートル)の距離からウェッジで打ったボールがグリーンに着弾して2度跳ねてはカップインすると、ガッツポーズを見せてた。後半に入ってもバーディーショーを続けたシェフラーは、16番(パー5)のバーディーでショプリーと首位に並んだ。その後、1打差でリードされた2位グループのショプリー、ブライアン・ハーモン(37・米国)、ウィンダム・クラーク(31・米国)がいずれも18番(パー4)で打数を減らすことができず、プレーオフなしに勝負が終わった。クラークのバーディーパットがカップのフチを回り、シェフラーの優勝が確定した。

大会後、優勝記者会見に出席したシェフラーは、「この席に再び座ることができて嬉しい。一度でも優勝することが困難なザ・プレーヤーズ選手権で連続優勝することはとても特別でありがたいこと」と感想を語った。これに先立って、2日目の試合途中、首の捻挫で痛みを訴えたシェフラーは同日、首の後ろにテーピングをしたまま試合に出た。パットを前にして描いた傾斜を読むときに苦労したという。

2017年大会優勝のキム・シウ(29)は同日、1イーグル、7バーディー、1ボギーで8アンダーをマークし、通算15アンダー273で6位タイで大会を終えた。韓国選手の中で唯一「トップ10」入りを果たした。キム・シウの世界ランキングは53位から44位に上がった。


姜泓求 windup@donga.com