Go to contents

三星電子とテスラがプラットフォームでのコラボを披露、CES2024

三星電子とテスラがプラットフォームでのコラボを披露、CES2024

Posted January. 06, 2024 08:28,   

Updated January. 06, 2024 08:28

한국어

昨年5月、三星(サムスン)電子の李在鎔(イ・ジェヨン)会長とテスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が米国で会合し、8ヵ月ぶりに三星電子とテスラがプラットフォームでのコラボに乗り出す。半導体の供給や技術交流など密接な関係を保ってきた両社の協力関係は、消費者が体感できるインターフェースにまで広がっている。

三星電子は5日、米ラスベガスで9日から12日(現地時間)にかけて開催される世界最大規模のテクノロジー見本市「CES2024」で、テスラと「SmartThings(スマートシングス)」を活用したコラボを発表し、技術を披露すると発表した。

今回のコラボでは、三星電子のスマートホームプラットフォームである「スマートシングス」を使ってテスラの電気自動車(EV)や太陽光パネル、家庭用蓄電池の「パワーウォール」などを繋いでモニタリングし、制御できるようになる。太陽光パネルで生産した電気量やパワーウォールのエネルギー残量などをリアルタイムで確認できるほか、停電などの状況が発生した際は「人工知能(AI)節約モード」を使って消費電力を減らし、パワーウォール使用時間を伸ばすことができる。

また、テスラのアプリケーション「ストームウォッチ」と連動して居住地域に台風や大雪などの予報があった時、三星テレビやスマートフォンで通知メッセージを受信することができる。まずは今年第2四半期(4~6月)から米国のテスラユーザーを対象にサービスを開始し、今後他の市場にも展開する計画だ。

昨年5月、李在鎔会長と三星電子の主要経営陣は、米カリフォルニア州シリコンバレーにある三星電子の北米半導体研究所で、マスク氏を含むテスラの主要経営陣と会合した。テスラは三星電子の半導体ファウンドリー(受託生産)事業の主要顧客会社の一つである。両社は完全自動運転(FSD)半導体の共同開発も進めている。


ホン・ソクホ記者 will@donga.com