Go to contents

モディ印首相の米訪問にテスラやアップル、グーグルのCEOの行列

モディ印首相の米訪問にテスラやアップル、グーグルのCEOの行列

Posted June. 22, 2023 08:13,   

Updated June. 22, 2023 08:13

한국어

米中間の覇権競争とグローバルサプライチェーンの多角化の中で反射利益を享受しているインドのナレンドラ・モディ首相は20日(現地時間)、国賓としての米国訪問を開始した。特にインドが中国に代わる製造業基地として浮上し、モディ首相はテスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)に会ったのに続き、アップルやグーグル、マイクロソフト(MS)のような巨大IT企業のリーダーとも会う予定だ。

モディ首相は同日午後、ニューヨークに到着し、マスクCEOと会ってテスラのインド工場建設計画などについて話し合った。マスクはその後、記者たちに対し、「できるだけ早く、インドに投資する計画だ」とし、来年のインド訪問を推進していると明らかにした。さらに、「(私は)モディ首相のファンだ」とし、「近いうちに何かを発表することを願う」と話した。

アイフォーン生産の中国への依存度を下げるため、インドでもアイフォーンを作り始めたアップルのティム・クックCEOやインド系のグーグルのサンダー・ピチャイCEO、MSのサティア・ナデラCEOらは22日、ホワイトハウスの国賓晩餐会に出席する予定だ。モディ首相は23日、これらのCEOらと別途に会い、中国サプライチェーンの多角化案について意見を交わす予定だ。米CNBC放送は、「中国経済が揺れており、米企業のCEOらはモディ首相との面談を最優先順位にしている」と分析した。

モディ首相の米国への国賓訪問は、バイデン政権に入って、昨年12月のフランスのマクロン大統領と今年4月の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領に続き、3番目となる。米CNN放送は、「一時は宗教の自由の抑圧を理由に米国への入国が禁止されたこともあったモディ首相が、(今や)最も歓待される海外首脳の一人になった」とし、「米国と国防や技術、貿易分野の絆の強化について話し合うだろう」と分析した。


金玹秀 kimhs@donga.com