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LG超巨大AIが描いたイメージ広告が「今年の広告賞」大賞

LG超巨大AIが描いたイメージ広告が「今年の広告賞」大賞

Posted March. 28, 2023 08:32,   

Updated March. 28, 2023 08:32

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LGの超巨大人工知能(AI)「エクサウォン」が描いたイメージ(写真)を活用して作った広告が、「今年の広告賞」の大賞を受賞した。

LGは27日、エクサウォンが描いた「春のイメージ」を活用した新聞広告3本が、韓国広告学会主催の今年の広告賞の印刷部門の大賞を受賞したと明らかにした。LGの関係者は、「伝統メディアである新聞広告の素材を、デジタル領域の最新技術であるAIと協業して作ったという点で意味がある広告だ」と説明した。

この広告には、昨年2月、エクサウォンが「新芽が芽生える春(Newly sprouting scenery)」をテーマに作ったイメージが使われている。AIがテーマに合う写真を見つけたのではなく、直接創造したのだ。生成型AIが自ら描いたイメージを広告に使用したのは、韓国国内では初めてだ。

エクサウォンは、6000億個以上のコーパスとイメージ・テキストでペアになった3億5000万枚以上のデータを学習し、言語とイメージの双方向データの生成が可能である。「カボチャの形の帽子」のように、対象に対する区分が明確でなければならないキーワードはもちろん、「金星に咲いた花」のように、想像力が必要なキーワードもイメージを作ることができる。昨年2月、米ニューヨークで開かれた「ニューヨークファッションウィーク」にデビューしたLGが作った仮想人間「チルダ」にも、エクサウォンの技術が搭載されている。


ホン・ソクホ記者 will@donga.com