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台風で止まった浦項製鉄所の鉱炉が今日にも再稼働

台風で止まった浦項製鉄所の鉱炉が今日にも再稼働

Posted September. 13, 2022 09:04,   

Updated September. 13, 2022 09:04

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集中豪雨で稼動を停止していたポスコ浦項(ポハン)製鉄所の高炉3基は、早ければ13日にすべて再稼動する。

ポスコは12日、「4高炉が正常稼動する予定であり、10日に再稼動した3高炉を含め、早ければ明日、高炉3基が全て正常稼動する予定だ」と明らかにした。浦項製鉄所には、昨年末に稼動を中断した1高炉を除いて、2〜4高炉の3基が設置されている。ポスコ側は、「高炉で生産された銑鉄を処理するための製鋼(銑鉄から不純物を除去すること)設備の復旧日程が確定しただけに、高炉の正常稼動には問題ない」と付け加えた。

ただ、被害が最も大きかった圧延(鉄を用途に合わせて加工する工程)設備は、現在も排水や泥の除去作業が進められており、稼動計画を立てられずにいる。ポスコは、「光陽(クァンヤン)製鉄所を最大生産体制に切り替え、迅速に対応するための非常出荷対応チームを明日から稼動する予定だ」と明らかにした。

ポスコ浦項製鉄所は、台風11号が韓半島に上陸した6日から、製品生産に支障をきたしている。製鉄所のほとんどが浸水し、電気供給も中断され、1日に約500億ウォンの被害を受けたものと試算される。

これに対し、ポスコは連休期間中、1日平均約8000人、累積3万人余りが復旧作業に投入されたと明らかにした。連休期間中、現地の人材会社が浦項製鉄所の復旧現場で働く労働者を集めるため、日当125万ウォンを掲げた公告を掲載し、話題になった。


李建赫 gun@donga.com