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ウォーホルの「マリリン・モンロー肖像画」が2500億ウォンで落札

ウォーホルの「マリリン・モンロー肖像画」が2500億ウォンで落札

Posted May. 11, 2022 09:10,   

Updated May. 11, 2022 09:10

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米国ポップアート界の「帝王」アンディ・ウォーホルによる米女優マリリン・モンローの肖像画「ショット・セージブルー・マリリン」(写真)が9日(現地時間)、ニューヨークのオークションハウス、クリスティーズで著名美術商のラリー・ガゴシアンに1億9500万ドル(約2500億ウォン)で販売されたとBBCなどが報じた。20世紀の作品では過去最高額だ。既存の過去最高額の作品ははパブロ・ピカソが描いた「アルジェの女たち」で2015年に1億7940万ドルで落札された。

今回落札された作品はモンローの死から2年後の1964年にウォーホルが制作した「ショット・マリリン」シリーズ5作品の一つ。ウォーホルは、モンローの出世作である映画「ナイアガラ」(1953年)の華麗なポスターをシルクスクリーンで作り、強烈なブルーアイシャドウを描いたモンローの顔が有名だ。

当時、ウォーホルのアトリエを訪問したパフォーマンス・アーティストのドロシー・ボドバーは、壁に5作品を並べてほしいと言った後、突然ピストルを取り出して作品に向かって発砲した。このため「ショットマリリン」と名付けられたが、当時の銃弾は5点中2点を撃ち抜いた。この日落札されたショット・セージブルー・マリリンは撃たれなかった3点の一つだ。


イ・チェワン記者 chaewani@donga.com