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「韓国大統領選、民主化以降、最もおぞましい」 英メディア報道

「韓国大統領選、民主化以降、最もおぞましい」 英メディア報道

Posted February. 15, 2022 09:06,   

Updated February. 15, 2022 09:06

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英紙タイムズの日曜版サンデー・タイムズが13日(現地時間)、韓国大統領選について、「韓国民主化以後35年の歴史上、最もおぞましい(most distasteful)」と報じた。これに先立ち、米紙ワシントン・ポストが、「スキャンダルに見舞われた歴代最悪の選挙」と酷評したのに続き、英国の有力紙も与野党大統領選候補と家族をめぐる疑惑を皮肉ったのだ。

サンデー・タイムズは、「韓国は、K—POP、オスカー賞受賞、ドラマ『イカゲーム』まで世界を強打した文化輸出国だが、今ソウルでは映画『パラサイト』より生々しいエリートの見苦しい面(seedy side)を見せるショーが繰り広げられている」とし、「まさに2022年の大統領選キャンペーンだ」と指摘した。「韓国で進行中の『非好感(unlikeable)候補の選挙』に候補の妻も引っ張り出された」とも指摘した。

同紙は、与党「共に民主党」の候補、李在明(イ・ジェミョン)前京畿道(キョンギド)知事の妻の金恵景(キム・ヘギョン)氏の法人カード流用疑惑や「過剰儀典」論議、「ジャーナリストを監獄に送る」と言った保守系最大野党「国民の力」の候補、尹錫悦(ユン・ソクヨル)前検事総長の妻の金建希(キム・ゴンヒ)氏の発言論議などを紹介し、「候補本人だけでなく妻たちも最近の論議について謝罪した」と伝えた。また、「重要な国内外の事案についての討論ではなく、腐敗と不正、シャーマニズム、ジャーナリストに対する脅威とトリックが選挙を飲み込んだ」と伝えた。


李恩澤 nabi@donga.com