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米国務次官補が10日来韓、北朝鮮問題など議論

米国務次官補が10日来韓、北朝鮮問題など議論

Posted November. 10, 2021 08:10,   

Updated November. 10, 2021 08:10

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10日に韓国を訪れるクリテンブリンク米国務次官補(東アジア・太平洋担当)が、北朝鮮の核計画の対応や韓半島の完全な非核化など広範囲な問題を韓国政府と議論すると国務省が明らかにした。

国務省のプライス報道官は8日(現地時間)、記者会見で、クリテンブリンク氏が訪韓して終戦宣言を議論するのかを問われ、「北朝鮮の弾道ミサイルおよび核計画の脅威は議論のテーブルに上がり、韓半島の完全な非核化を進展させるという私たちの戦略も議論の主題になるだろう」と答えた。また、「条約同盟である韓国と米国の関係は広範囲で深く、共に議論する多くの問題がある」と付け加えた。終戦宣言の議論を否定しない包括的な返答だったが、これに対する肯定的な答えを出すこともなかった。

プライス氏は、サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)が終戦宣言をめぐって米国が異なる考えであるという趣旨の発言をしたことに関する質問にも、「対話と外交を通じた韓半島での持続的な平和と完全な非核化を実現することが最善であり最も効果的な方法という点で、韓国のカウンターパートと見解が同じだ」と述べ、即答は控えた。「米国は、韓国、日本など域内の同盟国と安全保障の増進の顕著な進展を成し遂げるために、調整され実用的なアプローチの一環として北朝鮮との関与を引き続き模索する」と原則的な返答をした。

国務省はこれに先立ち、クリテンブリンク氏の日本および韓国訪問の計画を発表し、「両国の当局者に会って、21世紀の最も深刻な世界的な挑戦に対応するために米国の協力の意思を再確認する」と話した。