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文大統領、「コロナが落ち着けば全国民への慰労金を検討」

文大統領、「コロナが落ち着けば全国民への慰労金を検討」

Posted February. 20, 2021 07:41,   

Updated February. 20, 2021 07:41

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文在寅(ムン・ジェイン)大統領が19日、「新型コロナウイルス感染症から抜け出せる状況になれば、国民慰労支援金、国民の志気を上げるための支援金給付を検討することができる」と明らかにした。党と政府が来月の給付を推進している4次災難支援金とは別に、新型コロナウイルスの沈静化を前提とした全国民災難支援金を給付する方針を公式化したのだ。

文大統領は同日、与党「共に民主党」の李洛淵(イ・ナクヨン)代表や金太年(キム・テニョン)院内代表ら党指導部を大統領府に招待して開いた懇談会で、「国民が力を出すよう激励し、消費を振興する趣旨の支援金を強調した」と大統領府の康珉碩(カン・ミンソク)報道官が伝えた。李氏は同日、「新型コロナウイルスが落ち着けば、国民慰労と消費振興のための支援が必要だ」と提案した。同党の崔仁昊(チェ・インホ)首席報道担当は、「これまで李代表ら党指導部が、新型コロナウイルスが沈静化した時の景気振興、消費振興のための支援金給付を提案したことを全て受け入れるという意味」として歓迎した。 

文大統領は、4次災難支援金の給付方式をめぐって生じた党政間の意見の相違については、「初めから党と考えが全く同じであるというわけではないが、死角地帯が最小化される災害支援策になるよう政府でも前向きに臨む」とし、「(災難支援金は)最大限広く厚く支援されなければならない」と強調した。新型コロナ支援金と韓国版ニューディールの推進、国会立法活動を例に挙げ、「歴代最も良い成果を出した党・政府・大統領と自負しても良いだろう」とも述べた。

野党「国民の力」の金恩慧(キム・ウンヘ)報道担当は口頭論評で、「選挙前は入れてくれれば金をあげると言い、今度は新型コロナを克服すれば金をあげると言って、国民の血税で全国民を子供扱いして愚弄する」とし、「盛大な選挙用の言葉の祭りに国民はいなかった」と批判した。


黃炯? constant25@donga.com · 韓相準 alwaysj@donga.com