
朴仁妃(パク・インビ=KB金融グループ・27)は、昨年の米女子プロゴルフ(LPGA)ツアーで賞金ランキングと年間最優秀選手でいずれも2位に止まった。両部門の1位はステイシー・ルイス(米国)だった。年間最優秀選手賞でのポイント差はわずか5点だった。2012年のベアトロフィー(年間最少平均ストローク賞)、2013年の年間最優秀選手と賞金王となり、毎年一つ以上のタイトルを獲得していた朴仁妃としては自尊心の傷つくことだった。
ありがたくないナンバー2の記憶は一度で十分と思ったのだろうか。朴仁妃は16日に終わったLPGAツアーのロレーナ・オチョアインビテーショナルで底力を発揮して優勝を飾り、リディア・コー(18)とのタイトル競争に火をつけた。同日、メキシコシティのメキシコGC(パー72)で行われた大会最終ラウンドで朴仁妃はボギー無しの8バーディーで今季の自己ベストスコアである8アンダー64で通算18アンダー270で頂点に立った。LPGAツアー73回目の挑戦で初優勝を狙ったノリン・カルロタ・シガンダ(スペイン)は、自己ベストの9アンダー63を叩き出した。だが18番では一度も顔色を変えることなく完璧に近いプレーを披露した朴仁妃を超えるには力不足だった。3打差で準優勝したシガンダは、「信じえられない技量を示したインビは勝つ方法を知っていた」と称賛しえた。
この日の優勝で朴仁妃は年間最優秀選手ポイント30点を追加し今大会に参加しなかった1位のコーを3点差に詰め寄った。17、18番でも集中力を発揮してバーディーを奪い、最少ストローク部門では69.433でコー(69.449)を2位に押し出して首位に躍り出た。賞金レースでも20万ドルを追加し、シーズン賞金を257万95ドルとし1位のコー(275万8417ドル)との差を18万8000ドルあまりに縮めた。
朴仁妃は19日、米国フロリダ州ネイプルズで行われるシーズン最終戦、ツアー選手権(優勝賞金50万ドル)で大会2連覇を目指すコーと最高峰の座を巡ってタイトル争いを繰り広げる。
自ら「非の打ち所がない」と言っているように、今大会で朴仁妃は絶頂の技量を発揮した。とくに好調なパットが印象的だった。4日間、ラウンド当たりのパット数は26.5に過ぎなかった。第4ラウンドでフェアウェーとグリーンを逃したホールが1つしかなかったほど、コンピューターのようなショット感覚を誇示した。
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