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在韓米軍司令官「北朝鮮、核弾頭の小型化能力を持つ」

在韓米軍司令官「北朝鮮、核弾頭の小型化能力を持つ」

Posted October. 27, 2014 04:43,   

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スカパロッティ在韓米軍司令官は24日、米ワシントンの国防総省での記者会見で、「北朝鮮は現在、核弾頭を小型化する能力がある」との見方を示した。核弾頭の小型化は、核兵器をミサイルに搭載して発射できるように小さくする技術だ。

韓米定例安全保障協議会(SCM)に出席するためにワシントンに向かったスカパロッティ司令官は、「北朝鮮が、移動式発射台と新型中長距離ミサイル、核弾頭の小型化技術をいつ頃結合できると考えるか」と質問され、「北朝鮮はすでにそう明らかにしており、技術力を有している」と答えた。この発言は、北朝鮮が事実上、核弾頭の小型化に成功したという意味に解釈され、大きな波紋が予想される。また、高高度ミサイル防衛(THAAD)システムの韓国配備の正当性を強調する意図があると見られる。スカパロッティ司令官は、「北朝鮮は、北朝鮮自ら有していると主張する潜在的、実在的に運搬できる技術を持っている(と信じる)」と述べ、北朝鮮が小型化した核弾頭を大陸間弾道ミサイル(ICBM)に搭載できる技術を有しているという考えを示した。スカパロッティ司令官は、記者たちが再度確認を求めると、「北朝鮮が有する技術力と開発してきた時間などを考慮すると、恐らくそうだろうと」とし、「現在、北朝鮮がそのような技術力を有しているかどうかは分からない」と述べた。

国防総省のカービー報道官は、「核弾頭を小型化する能力があるということと、それをICBMに搭載して発射する能力があるということは別の話だ」とし、「スカパロッティ司令官は小型化能力があると推定されると言っただけで、搭載する能力があると言ったわけではない」と述べた。