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4つ子の3姉妹、今度は合同結婚式

Posted May. 04, 2013 03:03,   

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経済的な問題で仁川(インチョン)のある大学病院で無料で手術を受けて生まれた4つ子の姉妹が並んで看護士になって大学を卒業したことに続き、合同結婚式まで挙げることになって話題になっている。

主人公は嘉泉(ガチョン)大学キル病院の人工腎臓室と新生児室で看護士として働いているファン・スル(24)、ソォル、ソル、ミルさん姉妹。この中で昨年11月、宣教師の夫と結婚した2子のソォルさんを除いた3姉妹は11日午後1時、京畿道(キョンギド)龍仁(ヨンイン)市庁の市民礼式場で合同結婚式を挙げる。

彼女たちが生まれたのは1989年1月11日。出産を控えて仁川の実家を訪れた母親(59)は、羊水が外へ流れ出てキル病院の救急室に運ばれて、帝王切開を通じて4つ子が元気に生まれた。当時、キル病院の理事長だった李吉女(イ・キルヨ)嘉泉大学総長は、江原道(カンウォンド)三陟(サムチョク)市の炭鉱で働いていた4つ子の父親(59)が手術費を払うのが困難と聞いて、病院費をもらわなかった。また、退院するこの夫婦に「4つ子が成長して大学に入ると、授業料を支援する」と約束した。

歳月が経って、07年、スルとミルさんが3年制の京畿水原(スウォン)大学看護学科に、ソォルとソルさんが同じく3年制の江原(カンウォン)江稜(カンヌン)ヨンドン大学看護学科に入ると、李総長は4つ子が卒業するまでの授業料として約1億2000万ウォンを支援した。さらに10年、4つ子が看護士国家試験に共に合格したら、みんなキル病院の看護士に採用した。

彼女たちは嘉泉大学看護学科(夜間)に編入した後、学業を並行して昨年2月、卒業式で一緒に学士帽をかぶった。長女のスルさんは、「一緒に生まれた病院で一緒に働くのも大きな祝福なのに、結婚式まで一緒に挙げることにしてこの上なく嬉しい」と言って、「これから幸せな家庭を作って、多くの方々に恩返しをしながら生きていきたい」と話した。



kchwang@donga.com