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三星がドイツで再び敗訴、アップルとのスマホ特許訴訟

三星がドイツで再び敗訴、アップルとのスマホ特許訴訟

Posted January. 28, 2012 08:40,   

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アップルを相手に「特許戦争」を繰り広げている三星(サムスン)電子が、ドイツ裁判所の本案訴訟の2件目でも敗訴した。

ドイツ・マンハイム裁判所は27日(現地時間)、三星電子が「アイフォーンやアイパッドが通信標準特許を侵害した」として、昨年4月にアップルを相手に起こした3件の訴訟のうちの2件目の裁判で、原告敗訴判決を下した。マンハイム裁判所は今月20日、データを一つにまとめ、符号化する技術に関する1件目の裁判でもアップルに軍配を上げている。

今回の裁判で、三星電子側は、通信ミスが発生した時、重要なデータが損失することがないよう保護する技術特許をアップル側が侵害したと主張したが、裁判所は受け入れなかった。マンハイム裁判所は審理過程で、「標準特許といっても、ユーザーが特許権者に対し、先に特許料交渉提案をしなければならない」と言う、いわば「オレンジブック判例」を引用するなど、三星電子に友好的な見解を示し、三星電子としては有利な判決が出ることを期待していた。

判決直後、三星電子は「大変残念だ」としながらも、「今回の判決は3件中の1件に過ぎず、3月に予定されている3件目の判決で、アップルによる特許侵害事実が明らかになることを期待する」とコメントした。

マンハイム裁判所は、「伝送ミスを減らすためにデータを符号化する方法」を巡る特許侵害に関連した3つ目の判決公判は3月2日に行われる予定だ。



jaeyuna@donga.com