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北漢山や雪岳山の登山、来年から事前予約制実施へ

北漢山や雪岳山の登山、来年から事前予約制実施へ

Posted December. 03, 2011 07:18,   

来年下半期(7〜12月)から北漢山(プッカンサン)や雪岳山(ソルアクサン)など国立公園の毀損憂慮地域を登山する人は予め予約を入れて入場料を払う案が推進される。

環境部はこのような内容を盛り込んだ「2次自然公園基本計画」を来年1月に確定して発表する計画だと、2日発表した。自然公園基本計画とは、自然公園法にしたがって、国内の主要な山の保全と管理のため、長期発展方向を10年単位で樹立することだ。

2次基本計画によると、北漢山や雪岳山など20の国立公園内の自然的価値が高かったり、毀損が懸念される場所を指定した後、インターネットなどで予約する場合に限ってこの地域を訪問できる「登山予約制」が導入される。有力候補地は年間探訪客が1000万人を上回る北漢山内の登山路や雪岳山、五台山(オデサン)、小白山(ソベクサン)、月岳山(ウォルアクサン)、俗離山(ソクリサン)、徳裕山(トクユサン)、智異山(チリサン)の頂上を結ぶ白頭(ペクドゥ)山脈の稜線一帯だと、環境部と国立公園管理公団は説明した。

現在、公団には関連タスクフォース(TF)が立ち上げられ、主要山のどのような区間を予約制で運営するかなどを分析している。また、予約区間を登る時に一定金額を払う「選択料金制」の導入も検討している。TFの関係者は、「登山コース予約後に料金を課す方法が探訪客の飽和による毀損を減らす最も効果的な手段と調べられた」と説明した。選択料金制が導入されると、07年1月1日廃止された国立公園の入場料が6年ぶりに復活することになる。

環境部は当初、「1次自然公園基本計画」施行期間が来年末に終わるだけに、13年1月から「2次自然公園基本計画」を施行する予定だった。しかし、北漢山などに登山客が急増して毀損が深刻化していることを受け、2次基本計画施行時期を繰り上げた。

現在、国内の主要山が過度な探訪客にさいなまれている。06年2678万6258人だった国立公園探訪客は昨年4265万8154人で5年間2倍近く増えた。環境部のキム・スンヒ資源自然課長は、「2次計画発表直後、20の国立公園内の予約制運営区間を決める作業を経て、早ければ来年7月から施行する」と話した。



zozo@donga.com