Go to contents

男子ショートトラックの有望株、トリノ五輪で金メダルを狙う

男子ショートトラックの有望株、トリノ五輪で金メダルを狙う

Posted January. 11, 2006 03:04,   

イタリア北部の工業都市トリノで来月10日(現地時間)開幕する第20回冬季五輪まで、あと30日となった。スケートやスキーなど細部8種目に48名(予定)の選手が参加する予定の韓国は、最小3つの金メダルで総合10位内への復帰を目指している。

トリノで太極旗(テグッキ・韓国の国旗)を揚げる代表走者は誰だろうか。3回にわたって有力なメダル候補を見てみる。

今回も韓国の有力種目は8つの金メダルがかかっているショートトラック。韓国が10位内に入れるかどうかは、ショートトラック代表チームにかかっている。その重責を担っているのは、4年前のソルトレイクシティ冬季五輪当時ショートトラック男子代表チームの最年少選手だったアン・ヒョンス(21、韓国体育大学)だ。

昨年11月、第4回W杯を終えた後、すぐ泰陵(テルン)選手村に入村して仲間らと一緒に午前6時から一日10時間ぐらいリンクと地上体力トレーニングを消化してきたアン・ヒョンスは、今大詰めの実戦トレーニングに熱中している。現在80%ぐらいまで、コンディションを引き上げた状態。

アン・ヒョンスには2月13日(韓国時間)に行われる男子1500メートルで、韓国選手団に初の金メダルをもたらす重責まで与えられた。1500メートルは4年前、金東聖(キム・ドンソン)が決勝レースで米国のアポロ・アントン・オノのハリウッド・アクションのため、失格を喫した種目。アン・ヒョンスは、1500メートルに続いて個人1000メートル、5000メートルリレーでも金メダルリレーを続けていく計画だ。

今回もアン・ヒョンスの強力なライバルはオノだ。オノは最近、米「MSNBC」が自国代表チームの五輪メダル有望株3位に選ぶほど、依然として全盛期を謳歌している。先月中旬、代表選抜戦を兼ねた全米チャンピオンシップで500メートル、1000メートルを席巻し、総合1位を占めたオノは、4年前よりさらに老練で強くなった。

アン・ヒョンスは、「オノだけでなく、ホーム・アドバンテージのメリットがあるイタリア選手も警戒しなければならない。状況別の対処能力を育てるトレーニングで備えている」と話した。



kimsk@donga.com