G8(主要8ヵ国)の首脳らは9日、米国のジョージア州シーアイルランドで二日目の首脳会議を開き、北朝鮮の核開発中止を強く求め、北朝鮮の核開発問題を解決するための6者協議を支持するという内容の共同声明を採択した。
米国、日本、英国、ドイツ、フランス、イタリア、カナダ、ロシアの首脳は、「われわれはみんな、北朝鮮のミサイル輸出を重大な問題として受け止めている。北朝鮮に対し『完全かつ検証可能で後戻りできない核放棄(CVID)』を促した。G8の首脳は、昨年の会議の際にも北朝鮮の核放棄を働きかけた。首脳らはまた「北朝鮮は、プルトニウムの再処理とウランの濃縮を通じ、核兵器製造を企てており、これは国際的な義務に対する違反だ」と指摘した。
声明は、CVID原則が包括的かつ平和的に北朝鮮の核開発問題を解決するための基本段階であることを改めて確認した。
これとともに、G8は大量破壊兵器の拡散に歯止めをかけるため、ウラン濃縮と再処理技術に対するアプローチを制限する国際ルールを1年以内に作り、関連技術の移転を禁ずることを促した。
続いて声明は、韓国、豪州など7ヵ国が大量破壊兵器の拡散に対処するためのグローバルパートナーシップに参加したことに歓迎の意を表明した。
權順澤 maypole@donga.com