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ミッシェル・ウィ、全米女子オープンで予選免除

ミッシェル・ウィ、全米女子オープンで予選免除

Posted May. 25, 2004 22:50,   

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今季2回目のメジャー大会である全米女子オープンゴルフ大会(7月1〜4日)のキャッチフレーズは「子供」。全米ゴルフ協会(USGA)は将来の顧客になる子供を引きつけるために、今大会で16歳未満の子供を無料入場させることにした。

この全米女子オープンに「ゴルフの天才少女」ミッシェル・ウィ(韓国名ウィ・ソンミ、14)が特別招請選手として出場する。58年の全米女子オープン史上初めて、アマチュアとして予選免除の特別待遇を受けての本大会入り。USGAは全米オープンと全米シニアオープンでは、アマチュア選手に予選免除を付与したケースが3回あったが、全米女子オープンではこれが初めて。

ミッシェル・ウィは、ゴルファーを夢見る米国の子供のアイドル。「子供」を今大会のキャッチフレーズに決めたUSGAがこの世界的なスターに注目したのは当然な結果かもしれない。

だからといって、ミッシェル・ウィが単なる「客引き役」で満足するはずがない。ウィは優勝も狙える選手だ。

ミッシェル・ウィは昨年の予選を経て堂々と本大会(39位タイ)に出場し、実力を証明してみせた。今年の米PGAツアー・ソニーオープンでは、男女対決に挑んだ歴代の女性ゴルファーのうち、最高の成績(1打差で予選落ち)を収めた。また、米LPGAツアーに3回出場し、初めてのメジャー大会であるナビスコ・チャンピオンシップ4位、ミケロブ・ウルトラ・オープン12位タイ、セーフウェー・インターナショナル19位タイを記録した。

USGAのデビッド・フェイ執行理事は25日、「今年米LPGAツアーの賞金ランキング上位35人は全米女子オープン予選を免除されるが、ミッシェルの今年の成績を賞金に換算すれば28位になる」と説明した。

全米女子オープンの予選免除により、ミッシェル・ウィは「名人大会」マスターズの出場権がかかった全米アマチュア・パブリック・リンクス予選にも出場できるようになった。両予選は同じ期間に開かれる。

ミッシェル・ウィの父親のウィ・ビョンウクさん(ハワイ大教授、45)は「全米女子オープンの予選免除によって今後のスケジュールが重なることなくスムーズに進むことになった。幼い歳には多少ハードなスケジュールだが、自分の夢に挑戦することなので、ミッシェルも非常に喜んでいる」と話した。



安永植 ysahn@donga.com