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韓国総合2位目指し快調のスタート 釜山アジア大会

韓国総合2位目指し快調のスタート 釜山アジア大会

Posted September. 30, 2002 22:49,   

韓国が球技で快調の波に乗っている。

第14回釜山(プサン)アジア大会で、韓国は30日、男子バスケットと男子ホッケー、ラクビー7人制ですべて勝利し、総合2位に向けて気持ちよいスタートを切った。

金井(クムジョン)体育館で行われた男子バスケット予選B組で、韓国は日本を79—62で下し、組首位で予選2回戦に進出した。

「ランボシューター」の異名を持つムン・ギョンウン(SKビックス)は3点シュート6つを成功させるなど、チーム最多の26得点を挙げたほか、ソ・ジャンフン(三星)、バン・ソンユン(延世大)、チョン・ヒチョル(KCC)も二桁の得点を挙げた。

韓国は「ツインタワー」のソ・ジャンフンと金ジュソン(三宝)が試合序盤にファールトラブルにかかり、前半は35—37で終え不安な姿を見せた。しかし3クォーターに入り、ムン・ギョンウンが13点を集中させたのに勢いづけられて逆転に持ち込んだ。4クォーター終了4分36秒前には71—55まで逃げ、勝負を決定づけた。

また江西(カンソ)ホッケー場で行われた男子ホッケーA組予選で、韓国は初戦の日本に4—0の完勝を挙げ、8年ぶりの王者を目指して順調な出足を見せた。韓国は、この日の勝利でインドと同率となったが、多得点で抜かれ組2位に立った。

ソン・ソンテ(城南市庁)などシドニーオリンピックの銀メダリストたちが大部分先発出場した韓国は、一枚上手のスティック技術とチームワークで日本を攻め上げた。前半11分、ペナルティーコーナーをシン・ソッギョがシュートに結びつけたが、ゴールをわずかに外れた。しかし、韓国の初ゴールは意外と簡単に割れた。

前半20分、日本のGKノブイヤスヒロが守備に渡したボールを主将カン・ゴンウク(城南市庁)がシューティングサークル付近で奪い、そのまま強烈なシュートを放ったのがゴールを割った。

韓国は後半から攻撃に弾みがつき、4分、金ギョンソク(金海市庁)がシューティングサークル右から送ったボールを黄(ファン)ジョンヒョン(城南市庁)が当てて追加点を挙げた。

これより先立って行われた同組の試合では、前回優勝チームのインドが終始試合を圧倒しながら弱体香港を5—1で倒した。

韓国はまた、蔚山(ウルサン)公設運動場での7人制ラグビーでも、A組試合でマレーシアに31—5で勝利したあと、スリランカとタイにそれぞれ49—7、35—12で大勝し3戦全勝で組首位を確定し、10月1日にB組2位と決勝進出を戦うことになる。

このほか、韓国は社稷(サジク)球場で行われたソフトボールの第1日の初戦で、在日韓国人3世の朴ヨンスン(24)投手が相手打線を無得点に仕留め、フィリピンに5—0の完勝を挙げた。

しかし、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)は、日本との一戦で0—1で惜しくも敗れた。