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必勝賭ける応援団「レッドデビル 」韓国・ポーランド戦

必勝賭ける応援団「レッドデビル 」韓国・ポーランド戦

Posted June. 03, 2002 22:29,   

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4日、釜山市(ブサンシ)で行われるW杯・韓国・ポーランド戦の前日の3日、最も忙しく歩き回った人々は、おそらく韓国サッカー代表チームの応援団「レッドデビル(赤い悪魔)」だろう。

レッドデビルは4日、全国各地から会員2000人が釜山に集まり、競技場で応援を行う。会員たちは昨年末から今年初めにかけて、ポーランド戦の入場券(一般席6万6000ウォン)を自費で購入した。

応援の指揮を担当している「レッドデビル釜山・大邱W杯準備委員会」の李玄斗(イ・ヒョンドゥ、23)事務局長兼メディアチーム長は「4日午後4時から30分間、ドンレ中学校運動場で『ポーランド戦の必勝に向けた出征式』を行った後、釜山W杯競技場まで応援歌を歌いながら30分間の行進をする」と3日発表した。

競技場でのレッドデビルの座席は、ゴールの後ろ側にあるNセクター。ここで移動通信会社のKTFが後援する応援団「コリア・チーム・ホワイティング」の200人とともに韓国チームを応援する。

応援の方法は、韓国チームが攻撃する時は速いテンポで、守備の時は遅いテンポで応援し、合間にはレッドデビルの公式応援歌「おお、必勝コリア」や「デーハンミングッ(大〜韓民国)」で始まる応援のかけことばが入る。

釜山・大邱準備委は、応援合戦の準備のために3日、競技場に小さいドラムの「タムタム」と「トンチョン」と呼ばれる横60メートル、縦40メートルもの巨大な太極旗(韓国の国旗)、応援のことばが記された4〜5の垂れ幕をセッティングした。

競技場に行けないレッドデビルらのための街の応援合戦計画もある。すでにレッドデビルのインターネット上のホームページ(www.reddevil.or.kr)には、地方ごとに設けた応援の場所が紹介されている。

ソウルは、光化門(クァンファムン)の世宗路(セジョンロ)、汝矣島(ヨイド)の漢江(ハンガン)市民公園、大学路(デハクロ)に設けられた大型の電光板とマルチビジョンの前で街の応援合戦を繰り広げる。また、京畿道軍浦(キョンギド・グンポ)市庁前、大邱(デグ)の国債補償記念公園、忠南(チュンナム)のホンソン技能大学校運動場、済州(ジェジュ)タッブ洞の大広場、原州(ウォンジュ)川辺のロアノク広場、仁川(インチョン)の文学プラザ、釜山駅広場などでも街の応援戦が繰り広げられる予定だ。

レッドデビルの関係者は「街の応援戦に動員はしないため、どれだけ多くが参加するかは分らないが、全国的に数万人が参加すると予想している」と述べた。

レッドデビルの会員であるキム・ホンジュン(31、会社員)氏は「4日の試合で、事実上決勝トーナメントへの出場が決まるため、非常に不安で気があせる。コンピューターの前でレッドデビルのホームページにあがってくる各種の情報を検索するために大変忙しい」と語っていた。



徐永娥 朴民赫 sya@donga.com mhpark@donga.com